1950年(昭和25年)~ 1959年(昭和34年)– category –
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【特集記事】フェアレディ血統録|DC-3からZまで、日本スポーツカーの原点と進化
はじめに|“フェアレディ”とは何だったのか? 1952年、まだ国民の多くが軽自動車すら見たことのない時代に、たった50台だけ作られたスポーツカーが存在した。それがダットサン・スポーツ DC-3。この“前日譚”から始まり、「フェアレディ」という名が日本の... -
【アーカイブ】プリンス・スカイウェイ ALVG-2 (1959年)
📘 第1章|誕生の背景とモデル概要 1959年(昭和34年)に誕生した「プリンス・スカイウェイ」は、あのスカイラインの商用版として設定された“高級コマーシャルカー”だった。 開発元はかつての航空機メーカー、中島飛行機をルーツに持つ富士精密工業... -
【特集記事】プリンス・スカイウェイ|スカイラインのもうひとつの姿、商用にして高性能
第1章|はじめに|“高性能”だけじゃない、スカイラインのもうひとつの顔 「スカイライン」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは── 鋭い加速、GT-R、直列6気筒、ツーリングカーでの活躍……。 スカイライン=高性能セダン/クーペというイメージは、日本... -
【アーカイブ】スバル360 k111 – 前期型 – (1959年)
第1章|はじめに──K111型という“原点” 1959年。それは、日本が高度経済成長に向けて走り出した年。そして、国民車構想に応える形で誕生した軽自動車が、街に姿を現し始めた時代だった。 その先頭に立っていたのが、このスバル360 K111型だ。 前年の1958年... -
【特集記事】スバル360の誕生と革新|国民車の夢を背負って走った小さな名車
1. なぜ“国民車”と呼ばれるのか? 1958年、まだ多くの家庭が車を持たず、鉄道やバスが主役だった日本に、一台の小さなクルマが登場した。 それがスバル360──通称「てんとう虫」。 この車はただの軽自動車ではなかった。日本中の人々に“車を持つ夢”を初めて... -
【特集記事】トヨペット・クラウン RSシリーズ|日本初の本格乗用車としての誕生と進化の記録
1. 「日本車の夜明け」は、このクルマから始まった 1955年、戦後復興の余韻がまだ街に残る東京の空気の中、ひときわ静かに、しかし確かな存在感を放ちながら一台のセダンが誕生した。 それがトヨペット・クラウン RSD型──日本初の本格的国産乗用車である。... -
【アーカイブ】 トヨペット・クラウン RSD型|(1955年)
1. トヨペット・クラウン RSD型とは|1955年に誕生した日本初の本格国産乗用車 1955年、日本の道路に「王冠」が現れました。トヨタが送り出したその車の名は、トヨペット・クラウン RSD型。戦後の混乱を抜け出し、日本が復興の兆しを見せはじめたその時代...
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